2023年10月4日
歯列矯正には年齢制限がないため、大人になってからでも始められます。それはもうすでにご存知の方も多いことでしょう。実際、20~30代で矯正治療を始めることに抵抗を感じる方はほとんどいません。それが40代になると話は少し変わります。
40代は中高年の入り口であり、さすがにもう歯並びの治療は手遅れなのでは?と思われるかもしれませんね。その点はご安心ください。歯列矯正は40代からでも問題なくスタートできます。実際、40代の患者さんの数は年々増えています。
それはマウスピース型矯正装置「インビザライン」の普及が影響しているのでしょう。もちろん、日本人の歯並びに対する関心が高まっている点も忘れてはいけませんが、透明なポリアクリル製のマウスピースで歯並びの治療を行えるインビザラインは、歯列矯正の敷居を間違いなく大きく下げています。とくに40代から矯正を始める人にとって、金属製の装置がむき出しとなるワイヤー矯正と何も着けていないように見えるマウスピース矯正とでは、歯並びの治療を始める難易度に大きな差が見られることでしょう。
ただし、インビザラインも必ずしも万能では矯正法ではありません。歯並びの乱れが大きかったり、骨格的な異常が認められたりする場合は、ワイヤー矯正の方が適している場合もあります。また、40代になると矯正の天敵ともいえる歯周病のリスクが上がるとともに、個々の歯の状態も悪くなりがちです。さらには、20~30代よりも骨が硬くなっていることが多いことから、歯の移動に時間がかかりやすい点にも注意が必要といえます。
とはいえ40代からでもインビザラインをスムーズにスタートできるケースは少なくありませんので、関心のある方はお気軽に中野区のマナミ歯科クリニックまでご相談ください。当院では、インビザラインによる全体矯正だけでなく、「前歯だけ」のような部分矯正にも対応しております。インビザラインが適していない場合は、ワイヤー矯正を選択することも可能です。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。