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テトラサイクリン歯

2019.09.26

テトラサイクリン歯は帯状に灰色や黄色の着色がある


テトラサイクリン歯はテトラサイクリンを摂取することで歯に帯状の灰色や黄色に着色した歯です。テトラサイクリンは抗菌作用がある抗生物質で現在でも広く使われていますが、幼少時に摂取すると、象牙質の形成の時に象牙質の石灰分と結びついて沈着して歯に色が付くことで着色が起きます。

テトラサイクリンはこのような副作用があるため、現在では小児には使用しないように注意されていますが、1960年代頃、シロップ状の風邪薬として広く使われていたため、この時代に幼少期を過ごした人にテトラサイクリン歯が多く見られます。

テトラサイクリン歯はテトラサイクリンの種類により、灰色や黄色の違いがあります。また、色の濃さも様々です。従来はテトラサイクリン歯はホワイトニングの効果がほとんどないとされていましたが、ホワイトニング剤の進歩である程度の改善が期待できるようになりました。着色が強い場合でも、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングを組み合わせて、何度か期間をかけてホワイトニング行うことで、一定程度は白さを取り戻せます。

しかし、テトラサイクリン歯のホワイトニングが満足のいく結果が得られなければ、審美的な対応が必要となります。

・ダイレクトボンディング: レジン(プラスティック剤)を被せる方法です。手軽で歯の削減もほとんど必要ありませんが、耐久性が乏しく変色しやすいという問題があります。短期的な解決策と考えるべきです。

ラミネートベニア: セラミックの薄片を貼り付ける方法です。付け爪と似た方法ですが、歯の削減量も少なく、耐久性も高く剥がれることもほとんどありません。

ラミネイトベニアは歯にセラミックの薄片を貼り付ける


セラミッククラウン: いわゆる被せ物(クラウン)を被せる方法です。白さを得るだけであればラミネートベニアで十分ですが、形態を整えることも合わせて行う時には有効です。

テロラサイクリン歯は着色を除けば、普通の歯と同様の強さや咀嚼力があります。できるだけ元の歯を残したままで、白さを得る方法を検討すべきでしょう。