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歯の表面がザラザラする原因は?

2022年8月3日


 
舌で歯の表面を触れて「ザラザラ」すると不快に感じるものです。鏡で確認してみても虫歯による穴は開いておらず、普段とあまり変わらない場合はなおさら気になることでしょう。そこでまず考えられるのは、汚れの堆積です。
 
歯垢や歯石が形成されると、歯面に凹凸が生まれてザラザラとした性状を帯びます。歯ブラシによるブラッシングで取り除ける場合は、ほぼ歯垢ですが、取り除けない場合は歯石である可能性が高くなります。歯石は歯垢が唾液中の石灰分により石化したものです。歯石は歯科医院で受けるスケーリングでなければ取り除くことはできません。
 

Bacterial plaque on teeth.


 
歯の表面に異物が付着していない場合は、歯面が傷付いている可能性が考えられます。研磨剤が豊富に含まれた歯磨き粉を使って、強圧でブラッシングしている方は要注意です。また、歯ぎしりや食いしばりなどのブラキシズムがある場合も、エナメル質に亀裂が入ることもあります。いずれも口腔ケア方法と悪習癖を改めることで、症状の悪化は防げます。
 
ザラザラとしている部分が白濁している場合は、発生して間もない虫歯である初期う蝕(C0)の可能性が高いと考えられます。何も対処しないとやがては歯に穴が開いて、エナメル質の虫歯(C1)へと進行するため、歯科医院でフッ素塗布やブラッシング指導を受ける必要があります。
 
普段から酸性度の強い食品を口にしている場合は、歯質が酸によって溶かされて、表面が粗造になっている可能性もあります。これは「酸蝕症(さんしょくしょう)」と呼ばれるもので、夏場にスポーツドリンクを頻回に摂取したり、ワインなどをちびちびと長時間飲み続けたりすることで発症します。もうすでに溶けてしまった歯質は、修復材料で補う必要があります。
 

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