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歯を失うことによる3つの障害

2021.09.06

 

私たちの歯は、それぞれ独立して存在しているわけではありません。永久歯なら28本(親知らずを除く)がそれぞれ支え合い、噛み合うことで正常な歯列を形成しているからです。そのため、歯を1本でも失うと、さまざま異常・障害が現れてきます。その障害は長期的に見ると、3段階に分けられます。

 

最初の段階を「一次性障害」と呼び、主に咀嚼障害・発音障害・審美障害・感覚障害などが起こります。これは歯の喪失直後から起こるもので、何らかの理由を歯が抜けた人は避けることができない現象です。とりわけ、第一大臼歯を喪失すると、そしゃく効率は50%以下に低下するという報告もあるため注意が必要です。

 

 

もちろん、歯の喪失直後にブリッジや入れ歯といった補綴治療を開始すれば、仮歯を装着する形で一次性障害の多くを最小限に抑えることは可能です。歯の欠損を何もせずそのまま放置すると「二次性障害」へと移行します。

 

二次性障害では、歯や噛み合わせ、歯周組織などに病的な変化が起こります。最もわかりやすいのが歯並び・噛み合わせの乱れです。歯列内の欠損を放置すると、周囲の歯がすき間を埋めるように移動を始め、全体の歯並び・噛み合わせが徐々に変化していきます。これは言うまでもなく悪い変化で、早期接触・咬頭緩衝・食片圧入・歯周組織疾患などを誘発します。

 

歯の欠損をさらに長期間放置すると「三次性障害」へと移行し、咀嚼筋障害・顎関節症障害を引き起こします。歯や歯周組織だけではなく、その周囲の筋肉や関節にまで異常が現れるのです。

 

このように、たった1本の歯の喪失であっても、ケースによっては全身の健康を脅かす障害にまで発展することもあります。その点を踏まえると、歯を失った際にはできるだけ早く、欠損部を補う歯科治療を開始することが重要であることがわかります。歯の欠損は放置せず、ブリッジや入れ歯、インプラントなどさまざまな治療の選択肢から適切なものを選び、長期の欠損を避けることが強く勧められます。