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歯医者のパノラマレントゲンでわかること

2022年5月18日

 
歯医者ではいろいろな種類のレントゲン撮影を行います。最も頻度が高いのは「デンタル」と呼ばれるもので、虫歯や歯周病などにかかっている歯や歯茎だけを部分的に撮影します。病気になっている部位を大きく写し出せるので、虫歯や歯周病の進行度を評価する上で有用といえます。

口腔だけでなく、顎の下から眼球が収まっているくぼみ(=眼窩底)までが撮影範囲に含まれている「パノラマ」には、デンタルでは得られない情報がたくさん含まれており、お顔全体の状態を診査する際に重宝します。
 
パノラマレントゲンではまず、歯の本数や萌出時期の異常を評価することが可能です。歯の本数が不足している「先天性欠如歯」や歯の本数が多い「埋伏過剰歯」は、パノラマを見れば一目瞭然です。歯周病によって広範囲に吸収された顎の骨の状態も診査可能です。その他、顎関節の異常や副鼻腔の一種である上顎洞の炎症なども評価できます。
 
同時に、過去の治療歴も一目で把握することが可能です。患者様がこれまでどのような病気を患い、どのような歯科治療を受けてきたのか、その歴史が1枚の画像に集約されているのです。そういう意味でパノラマレントゲンは、定期的に撮影しておくことで有益な記録を残すことにつながるといえるでしょう。
 
そこで気になるのが撮影に伴う被ばくですよね。デンタルと比較して照射範囲が広いパノラマは、その分だけ被ばく量も多くなりそうなものです。実際、パノラマレントゲン撮影の方がデンタルよりは被ばくも多くなりますが、健康被害が生じるほどのものではありません。そもそも歯科でレントゲン撮影を行う際には、患者様が被るデメリットよりも得られるメリットが多い場合に限りますので、その点はご安心ください。
 
今回は歯医者のパノラマレントゲンの重要性について解説しました。実はパノラマレントゲンには今回ご紹介した内容以外にも、撮影するメリットがあります。そんな歯科の画像診断についてさらに詳しく知りたい方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。

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