2021年7月13日
歯科治療で行う麻酔といえば「局所麻酔」がまず頭に思い浮かぶことかと思います。これまで虫歯治療の経験がある方なら、局所麻酔も受けたことがあることでしょう。歯茎に注射針を刺して、麻酔薬を投与する処置法です。実は、歯科では、これ以外にもさまざまな麻酔法を実施することがあります。
例えば「表面麻酔」も局所麻酔と同様、歯科の現場では頻繁に行われる麻酔処置です。ゼリー状の薬剤を歯茎に塗布することで、粘膜の感覚が麻痺し、針を刺入した際の痛みを軽減できます。これを麻酔処置と捉えていない方も多いかもしれません。
局所麻酔というのは総称で、実際は投与方法によっていくつかに分類されます。歯科で行われる局所麻酔は、ほとんどのケースが「浸潤麻酔(しんじゅんますい)」です。これから治療を行う歯のすぐ近くに薬液を投与する方法で、麻酔効果は比較的弱いです。施術後、正常な状態に戻るまでにそれほど長い時間はかかりません。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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