口の中がネバつく時は
2021年1月28日
朝起きた時に口臭や口の中がねばついたりしたことはありませんか?
口臭やねばつきには原因があり、正しい対処方法を把握しておくことでお口の不快感を改善する時に役に立てることができます。
そこで今回は朝起きると口がねばつく原因についてご紹介します。
【口呼吸が原因】
通常は鼻で呼吸する鼻呼吸をするのが正しいのですが、口が開いたままになっている場合や鼻が詰まっていると口で呼吸してしまうことがあります。口が開いたままになると、乾燥してしまい細菌が増殖してしまいます。そのほかにも口呼吸はいくつかリスクがあり、細菌が増殖するので、歯周病のリスクを増やすことや鼻呼吸に比べて細菌をダイレクトに吸い込んでしまい、かぜをひきやすくなってしまうことがあるので、口呼吸は早めに鼻呼吸に改善しましょう。
口呼吸を続けると口臭の原因になる
【唾液が原因】
唾液にはいろいろな作用がありますが、お口のねばつきに関係してくるのは汚れを洗い流す作用と細菌が増殖するのを抑える作用です。ただ、寝ている間は唾液が減少するのでこの汚れを洗い流す作用と細菌の増殖を抑える作用が弱くなってしまい、細菌が増殖してお口の中がねばついてしまうのです。また、口の中に多くの細菌がひそんでいる場合には、寝ている時に唾液が減少するとともに一時的に口臭の原因になります。ただ、この状態は一時的なものなので、積極的に水分を多く取ることやしっかりと歯磨きをすることで改善することが多いで治療の必要がないことが多いでしょう。
【歯周病が原因】
歯周病は30代では7割の人がかかっている身近な病気です。歯周病になると多くの細菌が増殖してしまい、口臭がする場合やねばねばの原因になります。歯周病の治療は細菌の原因になるお口の中の汚れをしっかり除去することが大切です。自宅での毎日のケアで歯磨きをしっかりと行いお口の中をキレイに整えましょう。
【歯磨きが不十分なことが原因】
歯磨きを毎日していても、苦手な部分や細かな部分は汚れが残ってしまうことがあります。細菌が増殖する大きな原因は磨き残しの『プラーク』で、そのプラークをもとに増殖してしまいます。そのため、お口のねばつきを対処するためには、細かな汚れが残らないように歯ぐきの境目を細かく磨き、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用しましょう。口のねばつきには原因が違うと対処法が異なるので、自分で判断が難しい場合には1度相談しましょう。
中野の歯医者 マナミ歯科クリニック