医院ブログ

キービジュアル

眠る姿勢と歯並びの関係について

2023年7月7日

皆さんは普段どのような姿勢で眠っていますか?寝方は、仰向け・横向き・うつ伏せの3つに大きく分けられますが、おそらく時間の経過とともに、複数のパターンで眠っていることでしょう。そんな寝方・寝相によっては、歯並びや噛み合わせに悪影響が及ぶ場合があります。

 

歯や歯並びに対して最も影響の少ない寝方は「仰向け」です。仰向けの状態だと、口腔周囲に過剰な負担がかかりません。鼻呼吸もしやすく、睡眠中の口内乾燥を防ぎやすくなることでしょう。ですから、歯や口腔内の健康を第一に考えた場合は、仰向けで眠ることが勧められます。

 

 

横向きで眠る場合は、左右どちらかの歯並びが内側へと押し込まれてしまいます。その結果、反作用で下側の頬骨が発達するケースが見られます。顔面を正面から見て左右非対称が認められ、左向きもしくは右向きだけで眠る癖がある人は要注意です。小さい頃から習慣化している寝方・寝相が歯並びだけではなく、顔貌にまで悪影響を及ぼしているかもしれません。

 

 

うつ伏せで眠る癖がある人はさらに注意が必要です。うつ伏せの場合も横向きと同様、左右どちらかを枕に押し付ける形となりますが、歯や顔面にかかる圧力が比較的強くなっています。

 

うつ伏せ寝で目覚めると、顔に枕の跡などが残っていることもあります。枕に唾液が付いていることも多いことでしょう。これはうつ伏せ寝で口呼吸が誘発されているからです。起床時に首が痛くなっていることもありますよね。このように、うつ伏せ寝が常態化している人は、歯・歯並び・顎・頬・首など、広範囲に渡って悪影響が現れやすいため、できるだけ早期に改善した方が良いといえます。

 

寝方・寝相が悪いと皆さんが考えている以上に大きなリスクを伴うことがあるため、十分にご注意ください。歯や歯並び、顔の輪郭への悪影響を最小限に抑えたいのであれば、仰向けで眠る習慣を身に付けましょう。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

中野駅南口から徒歩5分


友だち追加

03-5385-0977

診療時間

月~金10:00~21:00(最終受付 20:30)
土・日10:00~13:30
15:00~19:00(最終受付 18:30)

※ 土日のみ休診時間有り(13:30〜15:00)
※ 祝日は休診

このページの先頭に戻る