2022年10月9日
歯科のクリーニングは、保険診療と自費診療に分けられます。どちらも歯の表面に堆積した汚れを取り除くための処置ではありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
保険診療のクリーニングでは、電動のブラシと研磨剤を使って、1歯1歯ていねいに磨いていきます。口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士が施術を担当するため、セルフケアでは落としにくい部位までしっかりブラッシングできます。それだけでも十分汚れを取り除けるのですが、より高い清掃効果、虫歯・歯周病予防の効果を求める方には、自費のクリーニングが推奨されます。
自費診療のクリーニングでは、エアフローという特別な清掃器具を使うことができます。ナトリウムやアミノ酸から構成される微粒子をジェット噴射で歯に吹き付けることで、しつこい着色汚れも安全かつ効率よく除去できます。歯と歯茎の境目の溝にもパウダー粒子が作用して、歯周ポケット内部の感染源除去につながります。さらには、アミノ酸が歯肉の血行を促進して、免疫力を高めてくれます。
エアフローは、一般的な器具が届かない部位へのクリーニング効果が高く、ブラケット装置を装着している矯正中の方にはとくに推奨できます。また、喫煙習慣があって、タバコのヤニによる黄ばみが気になる方は、ホワイトニングを行う前にまずエアフローを試してみてください。エアフローなら、しつこいステインもある程度、改善することが可能です。
自費のクリーニングで受けることができるエアフローは、歯が持つ本来の白さを安全な形で取り戻せるだけでなく、虫歯・歯周病予防の効果も高くなっています。詰め物や被せ物、矯正装置を傷付ける恐れもなく、痛みもありません。エアフローは、よりレベルアップした歯のクリーニングです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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